WORKFLOW DETAIL SPEC

紙媒体 広告評価レポート自動化
ワークフロー詳細設計

2026.07.22 定例ヒアリングに基づく集計・報告書作成の自動化要件定義

対象:オルイン 紙媒体 広告評価報告書 自動化範囲:集計WF + 報告書作成WF 目標:9月末発行号で本番適用
1
自動化の全体像
2つのワークフローと人的チェックポイントで構成

データ取得(自動)

GAS → Zoho API
生データ自動取得
会社名確認シートで手動整形
Step 1-3

集計WF(自動)

データシート投入で起動
全シート自動生成
Step 7-12

👁

中間チェック(人力)

集計値の確認
コメント仕分け・修正
Step 13-14

📄

報告書WF(自動)

チェック完了後に起動
各社分の報告書自動生成
Step 15-19

自動化スコープ:Zohoからのデータ取得(GAS)→ 集計 → 報告書作成まで自動化。手動作業は「会社名確認シートでの組織名整形」「中間チェック」「広告画像配置・送付」のみ。
設計方針:集計WF完了後に人間の中間チェックを挟み、チェック完了をトリガーに報告書作成WFを起動する2段階構成。テーマシートへの企業名入力と集計は、既存スプシの関数をそのまま活用。

手作業(御社)
自動化対象
人的チェック必須
成果物
新規追加シート
2
集計ワークフロー 詳細設計 自動化
整形済みCSVデータの投入をトリガーに、全集計シートを自動生成
起動
トリガー:会社名確認シートの「確認済み」チェック
GASがZohoから生データを自動取得し会社名確認シートに展開。担当者が組織名・資産規模を整形し「確認済み」にチェックすると、GASがデータシートに自動転記。転記完了を検知して集計WFが自動起動。
GAS:Zoho API連携 → 会社名確認シート → データシート自動転記
集計
Step 7: 広告評価の4段階集計
記事広告・ビジュアル広告それぞれの4段階評価(非常に興味/やや興味/あまり興味なし/興味なし)を企業別に自動集計。回答数・割合を算出。
自動:GAS / n8n
Step 8: 印象に残った広告の集計
記事広告5社以上 → ベスト2選択。5社未満 → ベスト1選択。ビジュアル広告3社以上 → ベスト1+ワースト1。2社以下 → ベスト1のみ。1位と2位を単純合算し得票率を算出。
自動:GAS / n8n
Step 9: コメント自動転記
編集シートに回答者ごとのコメント(L列)、選択した記事のフラグ(A-K列)、所属組織(M-N列)を自動転記。編集部が後で色付け仕分けを行う前準備。
自動:GAS
Step 10: 関心を持てなかった企業の集計
記事広告・ビジュアル広告それぞれの「最も関心を持てなかった企業」を集計。理由コメントも記事広告シート・純広告シートに自動転記。
自動:GAS / n8n
Step 11: 編集記事の評価集計
編集企画記事についての興味・感想を集計。複数回答を各記事ごとの選択率に変換。コメントも記事別に抽出。全社共通パート用。
自動:GAS / n8n
Step 12: 追加質問・最終質問の集計
編集部の追加質問(報告書不掲載・社内参考用)+最終質問「今後取り上げてほしいテーマ」(報告書掲載)を集計。
自動:GAS / n8n
出力
結果シートの自動生成
集計シートの数式を数値に変換した「結果シート」を自動生成。中間チェック時にコピペでずれるリスクを防止。中間チェック提出用。
自動生成
記事広告・純広告コメントシート自動生成
A/B/C(良い評価1位・2位 / 悪い評価 / その他言及)の区分で企業別にコメントを並び替え。所属組織順でソートし、中間チェック用の一覧表を自動生成。
自動生成
3
スプレッドシート構成
集計WFが生成・参照するシート一覧と各シートの役割

📋 会社名確認シート 新規 GAS自動展開

  • GASがZohoから取得した生データを自動展開
  • 組織種別・資産規模の整形を手動で修正
  • 「確認済み」チェックでデータシートへ自動反映
  • 個人情報・社名の名寄せ作業はここで実施

📋 データシート GAS自動反映

  • 会社名確認シートの確認済みデータを自動転記
  • 1行 = 1回答者
  • 組織種別 / 広告評価 / コメント等
  • 集計シートが参照する元データ

📋 テーマシート 入力のみ

  • 号数・発行日(手動入力)
  • 記事広告の企業名一覧(手動入力)
  • ビジュアル広告の企業名一覧(手動入力)
  • 編集記事タイトル・追加質問(手動入力)
  • 集計シートがここを参照して自動集計

📊 集計シート 関数で自動集計

  • COUNTIF等の関数でデータシートを自動集計
  • テーマシートの企業名を参照して動的に更新
  • 4段階評価・印象ランキング・関心度を自動算出
  • 既存スプシの関数をそのまま活用

📝 編集シート 自動転記 + 人力仕分け

  • 自動:L列にコメント本文を転記
  • 自動:A-K列に選択記事のフラグ(1)を転記
  • 自動:M-N列に所属組織を転記
  • 人力:編集部がコメントを読み、該当記事のフラグを色付けして仕分け

📋 記事広告 / 純広告シート 自動生成

  • 企業別にコメントをA/B/C区分で並び替え
  • A = 良い評価(ベスト1位・2位)
  • B = 悪い評価(関心持てなかった)
  • C = その他言及(任意記述)
  • 所属組織順でソート

📊 結果シート 自動生成

  • 集計シートの数値化コピー
  • 数式ではなく値のみ
  • コピペ時のズレ防止
  • 中間チェック提出用

📝 報告書入力シート 新規 手動入力

  • 各社の正式社名
  • 広告掲載ページ(中面ページ番号)
  • アンケート結果の補足テキスト
  • 号数・発行年月
  • 手入力項目を集約し、入力漏れを防止
4
中間チェック 人的チェック必須
集計WF完了後、編集部が確認・修正を行うステップ
チェック項目内容対象シート担当
集計値の確認 4段階評価の件数・割合が正しいか、得票率の合計が合っているかを確認 結果シート 編集部
コメントの記事仕分け 編集シートのフラグ付きコメントを読み、どの記事についてのコメントかを色付けで仕分け。複数記事を選択した回答者のコメントが主な対象 編集シート 編集部
コメント修正 誤字脱字の修正、「特になし」等の除外判断、誤った設問に入力されたコメントの移動 記事広告 / 純広告シート 編集部
対象外回答者の除外 本来アンケート対象外の回答者がいた場合の除外判断(前例踏襲で判断) データシート 編集部

チェック完了後のトリガー:中間チェックが完了したら、報告書作成WFを起動するためのアクションが必要。方法は以下のいずれかで御社のやりやすさに合わせて選択。
  A. スプレッドシート上のボタンをクリック
  B. 所定フォルダにファイルをアップロード
  C. チェック完了ステータスをシート上で変更

5
報告書作成ワークフロー 詳細設計 自動化
中間チェック完了をトリガーに、各社分の報告書を自動生成
各社の報告書は、広告の出稿パターンにより3つに分岐

パターンA:記事広告のみ

前半:記事広告の評価パート
帯グラフ(4段階)+ 印象に残った広告ランキング + コメント一覧 + 関心を持てなかった理由
後半:編集記事パート(全社共通)
興味を持ったコンテンツ + 回答者属性 + 今後のテーマ

パターンB:ビジュアル広告のみ

前半:ビジュアル広告の評価パート
帯グラフ(4段階)+ 印象に残った広告 + コメント一覧
後半:編集記事パート(全社共通)
興味を持ったコンテンツ + 回答者属性 + 今後のテーマ

パターンC:両方出稿

前半①:記事広告の評価パート
記事広告の帯グラフ + ランキング + コメント
前半②:ビジュアル広告の評価パート
ビジュアル広告の帯グラフ + コメント
後半:編集記事パート(全社共通)
興味を持ったコンテンツ + 回答者属性 + 今後のテーマ
6
帯グラフ(変更後)サンプルイメージ
従来の円グラフから帯グラフ(横棒積み上げ+全社平均線)に変更

記事広告 評価 - A社

A社
35%
40%
18%
7%
非常に興味を持った
やや興味を持った
あまり興味を持てなかった
興味を持てなかった
全社平均(良い評価)

読み方:青い縦線(AVG)は記事広告全社の「非常に興味+やや興味」の平均値。この線より右側に良い評価が伸びていれば平均以上の評価。各社の相対位置が一目でわかる。

従来(円グラフ)

全社平均との比較不可
相対位置がわからない

帯グラフに変更

7
報告書ページ構成と自動化/手動の区分
各ページの要素と、自動生成される箇所・手入力が必要な箇所の整理
ページ内容データソース区分
表紙 号数・発行年月・企業名・広告掲載ページ・表紙画像 報告書入力シート + 画像(手動配置) 一部手動
アンケート概要 アンケート期間・回答数(N=xxx) データシートから自動取得 自動
広告評価 帯グラフ(4段階 + 全社平均線) 集計シートから自動生成 自動
広告画像 各社の広告画像(1〜4枚。各社で枚数が異なる) 画像ファイル 手動配置
印象に残った広告 得票率ランキング表(自社をハイライト) 集計シートから自動生成 自動
印象に残った理由 自社を選んだ回答者のコメント + 所属組織 記事広告/純広告シートから自動配置 自動
関心を持てなかった広告 得票率リスト(自社をハイライト)+ 理由コメント 集計シートから自動生成 自動
編集記事への評価(共通) 興味を持ったコンテンツの選択率リスト + コメント 集計シートから自動生成 自動
回答者属性(共通) 所属組織の3D円グラフ (N=xxx) 集計シートから自動生成 自動
今後のテーマ(共通) 最終任意質問「今後取り上げてほしいテーマ」のコメント一覧 集計シートから自動配置 自動

手入力が残る箇所:表紙の広告画像配置(各社1〜4枚で枚数が異なる)と、報告書入力シートへの正式社名・掲載ページ番号の入力。これ以外はすべて自動生成を目指す。

8
集計ルール・分岐条件の整理
広告数やタイプにより変動する設問・選択肢のルール
条件ルール備考
記事広告 5社以上 印象に残った広告を2つ選択(ベスト2)
関心を持てなかった企業を1つ選択
1位と2位に優劣なし。単純合算で得票率を算出
記事広告 5社未満 印象に残った広告を1つ選択(ベスト1)
関心を持てなかった企業を1つ選択
ビジュアル広告 3社以上 印象に残った広告を1つ選択
関心を持てなかった企業を1つ選択
ビジュアル広告 2社以下 印象に残った広告を1つ選択のみ
関心を持てなかった企業の設問なし
2択のため、選ばなかった方がワーストと自明
コメントの仕分けルール A = 良い評価(ベスト1位・2位に選んだ理由)
B = 悪い評価(関心持てなかった理由)
C = その他(任意記述での言及)
A/B/Cの順で並べ、さらに所属組織順でソート
追加質問 号ごとに編集部が設定する独自質問。集計表には入るが報告書には不掲載 次号の企画参考として使用
最終任意質問 「今後取り上げてほしいテーマ」は報告書に掲載 全社共通パートの最後に配置
Zoho CSV カラム判別 カラム名に企業名は入らない(記事1, 記事2...の番号表記)。記事広告とビジュアル広告の判別は回答データ(4段階評価の選択肢文言)で判定 テーマシートの企業名一覧と番号の対応で解決
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報告書作成ツールの選択肢
次回定例で提案予定。エクセル or パワポ、それぞれのメリット・デメリット

案A:スプレッドシートで完結

Merit集計データとの連携が容易。アプリをまたがない。GASとの親和性が高い
Merit手修正もそのままシート上で可能
Demeritレイアウトの自由度が低い。広告画像の配置が難しく、報告書らしい見た目にしにくい
推奨

案B:Google スライドで作成

Merit現行のPowerPoint運用に最も近く、担当者の学習コストゼロ
MeritGASでテキスト・数値・ランキング表を自動差し込みできる
Merit広告画像の配置が柔軟。枚数変動にも対応しやすい
MeritPDF出力が簡単。「編集可能 → PDF化」の運用がそのまま継続可能
備考帯グラフはWebページからPNG書き出しして貼り付け(ワンクリック)。Ma-Doでの実績あり

推奨:Google スライド(案B)
現行運用との親和性が最も高く、GASによる自動差し込みで報告書作成の大半を自動化できます。帯グラフの平均ライン問題はWebページからのPNG書き出しで解決。担当者が覚えることは最小限に抑えながら、最大限の自動化を実現できます。

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次回定例(7/29)までの宿題
双方のアクションアイテム

ピースフラットシステム

エクセル関数の読み解き・集計ロジック整理(不明点は都度質問)
報告書作成ツールの提案(エクセル or パワポ、費用感含む)
帯グラフ(横棒積み上げ+全社平均線)のサンプル作成
自動化ワークフロー構想の具体化・工数見積もり
スケジュール作成(9月末発行号での本番適用を前提)

想研様

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